ドルコスト平均法

は特に
片手間で
投資を行いたい
と言う人向けに紹介され

お勧めな手法
であると言われます。

しかし
本当にそうなのか
不安に思ったりはしないでしょうか。

金融界は特に
顧客を食い物にして
利益をむさぼることが増えています。

そう考えると
多くの場面でお勧めされる
ドルコスト平均法に対して不信感を抱くのは

至極当然
むしろ賢明な態度でしょう。

ということをちょっとした
実験を用いて確かめてみましょう。





ドルコスト平均法とは

ドルコスト平均法は
名前は難しそうですが
やることはいたって単純です。

一定のスパンで
一定額を同じものに投資をし続ける

ということだけです。

株や投資信託など
価格変動のあるものは

一番安く買い
一番高く売る
事が出来れば大儲けです。

しかし
今の価格が
最もいいタイミングか

ということは
普通は見切れません。

そして
見定めようと思えば
チャートを見てみたりと

とにかく
忙しくなります。

しかも
チャートを見れば
相場の動きが理解できるわけでもなく

絶好のタイミングは
大抵の場合、逃します。

そんな
ストレスのたまる
投資なんてしたくないでしょう。

そのために
時間的な分散を行い
資産を確保するという手法です。

これは
非常に現実的で

あなたが
会社員などで
安定して収入があるならば

ごく普通に
月々の収入の一部を
投資に回せばいいだけです。

むしろ
大きな額のお金は不要です。

リスク低減効果の実験

では
このドルコスト平均法は

どの程度
リスクを低減できるのか

ということを
確かめるために

ここで
1つの実験をしてみます。

仮想的に
株価などの変動を
エクセル上で再現し

その動きに対し
ドルコスト平均法を
適用して投資を行います。

それを繰り返して

繰り返した回数の内
得をした結果の割合を
算出していくと考えます。

詳しくは
説明しませんが
これは大数の法則
と呼ばれる考え方です。

内容としては

多くの
回数計算を繰り返せば
その確率はもっともな値に近づく

という考え方です。

例えば
サイコロを6回振っても

全ての目が
1回ずつ出るとは限りません。

しかし
何百回も
振り続けると
その確率は六分の一に近づきます。

それと同じことを
試してみようということです。

試算の条件について

景気動向は

少しずつ上昇させた数値

エクセルで
ランダムに発生させた数値

の2つを
足し合わせて
再現しました。

このグラフのように
景気が動向していきます。

ただし
ここまで激しく

景気が
上昇したり
下降したり

を繰り返すことは
ほとんどあり得ません。

ここまで
乱高下が続くのは
明らかに経済政策に
不調が発生するような事態です。

通常
ここまで
乱高下が激しいと

投資対象不適格であり
もはや投機対象として考えろ

とも言われます。

投機や投資
については別記事で
詳しく説明していますので

こちらを
参照してください。

投資と投機とギャンブルは近いけれど本来は全部違う物だという話

試算結果

先ほど示したような
乱高下の経済動向に対して
100回ほどドルコスト平均法を実行しました。

その結果として
98%に近い確率で
得をする結果となりました。

100回では
不十分なのでは
と思われるかもしれませんが

曲線が
ある値に
近づいているので
それで十分と考えられます。

さて
この結果から
ドルコスト平均法では

自分で
時機を狙うより
リスクを低減できるのでは

と考えられると思います。

ただし
ドルコスト平均法では
損をすることは避けられますが

利益を
追及するのには
向いていない方法です。

結果的な利益は
景気の動向に左右され
求めるリターンに到達しないことも

十分に
考えられます。

そのため
10%を超えるような
投資効率を求める人には
ドルコスト平均法はお勧めできません。

とはいえ
素人で10%のリターンは
ほとんど不可能な領域です。

現在の日本では
プロでもそこまで
稼ぎを上げられれば
かなり上の方でしょう。

それほどの
パフォーマンスは
狙うとかえって損しやすいです。

注意点

今回は
試算を行い

その結果として
ドルコスト平均法の
有用性を確認しました。

ただし
この結果では

2%も
損をする確率が
算出されています。

この試算を信じて

あなたが
損失を負っても
その責任は負いかねます。

また
特に損失を
負いやすいのが

しっかり
積み立てたのに
大暴落で恐ろしくなり

これ以上
損失を広げたくない
という一心で手放してしまうと

まず間違いなく
損をすることになります。

そのため
投資を終える頃に
大暴落があるような場合

ドルコスト平均法では
高確率で損失を負います。

そのためにも

不利な時期に
引き出す必要に
迫られないように
投資は余剰資金で行いましょう。

ただし
投資期間序盤で
景気が低迷していて

後半から
景気が上を向くと
そこから大分儲かります。

ただし
そう言う景気の
動向を気にしないで
投資を続けて損をしない

というのが
この方法のメリットですから

細かく考えて
投資時期などを
見極めようとするより

ただ淡々と
投資結果に目を向けず

決まった額を
毎月積み上げるのが
最善解と言えるでしょう。

まとめ

今回は
ドルコスト平均法について

簡単な説明と
実験を行いました。

その結果として
損失を負う確率は
とても低いということが
お分かりいただけたでしょう。

高い利率は
魅力的ですが

大半の資産を
高いリスクに晒すのではなく

リスクを
低減する手法で守りつつ

メリットを
享受することも
重要ではないかと考えられます。

ですが
あくまでも
投資は自己責任で行い

自らの
身の丈を超えた
運用を行わない様にしましょう